≪命≫
「命なんてね、どうでもいいものなの。この世に生を受けて、適当に生きて、適当に死ぬの。何一つ得られるものも無く、ただ失うものだけが数多にあって。矛盾している世の中を生きることなんて、馬鹿のすることなのよ。だから私は『死』を尊重する。『死』を尊ぶ。『死』という名の自由を、私は崇拝する」

≪人間関係≫
「私には何で人が人と接するのかが分からない。楽しいから？愉快だから？面白いから？暇だから？どの理由にしたって分からない。『人』という無意味に感情をもつ生物なんかと接するから、争いが起きる。哀しみが生まれ、憎しみが生まれる。そんな薄汚いものを身に付けるくらいなら、私は『人』という生物と関わることを拒絶する」

≪愛情≫
「ねぇ、何で人を愛するの？可笑しいよ、そんなの。愛し合って何するの？次に何が待ってるの？フラれちゃったらどうするの？一人で泣いてるの？絶対可笑しい。変だよ。変変変変変変――････ッ！！愛情なんて不必要なんだよ。私たちには･･････」

≪世界の終わり≫
「君は････世界の終わりに興味がある？僕はね、凄く興味がある。―――世界の終わり―――。････これを聞いたら人々は、どんな反応を示すんだろうね？嘆き狂うかな？クスクス････。人の････嘆き悲しみ怒る姿ほど醜いものはない。でも逆に、それよりも美しいものはないんだよ」